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あおぞらブログ


【理事長 明石邦彦のつぶやき】 3役面談 2019/2/25
 昨年の12月から今年の1月まで職員との定期面談を行い、来年度の去就とともに組織の課題について約1時間程度議論を行った。実現を早めたほうがよいものは即時実施、また時間を要するものは少し考えて判断しようと思っている。特に、来年度の組織目標に直結しそうなものは早速取り上げ、議論を深めるようにしている。来期については今期の反省を生かすとともに将来の礎となるものを目標に据えて取り組みたいものだ。今期はいつものように利用者支援でいくつかのトラブルがあった。日中活動、グループホーム活動においてトラブルが生じるのは一般的なことであるが、利用者の立場に立って物事を多面的にとらえられるかという課題がある。多様なものの見方で利用者支援を考えるには相談支援機能の力を借り、より良い支援方法を考えることは不可欠である。1部門のみで考えるとものの見方に限度がある。そのためには相談支援機能を早めに取り込むことの重要性を認識する。支援者もものの見方が広がるので、利用者にとっては良い解決が見いだされるようである。また、グループホームとサポートセンターの一体化については大変スムースに実現が図れたが、常勤職がサポートに入ると採算性が低いことが課題であった。課題解決のために、やる気のある非常勤職に資格を取っていただくような方法があることも面談の中で提起された。また、タブレットを使い、利用者や関係者に説明する効用が提案された。よいものは早速取り上げて今後に活かしたい。
 しかしながら、法人の目指す方向性についての疑問に対しては長期計画を実施するスタッフ機能の充実が必要だろうと思う。何を目指して、どのような将来があるのかを世の中のデータまたは事業の内容を検討しながら、戦略・戦術を考えていく力を養いたい。このようなことを通してポスト3役を考えての実践鍛錬も視野に入れねばと思った。何事も醸しだす時間が必要なものである。色々な課題を体験しながら組織の力をつけたいものだ。
 不適切な支援や言葉かけに対しては虐待事例集(不適切事例も含む)を整え、来期から支援会議のひと時を使い感度を上げていく必要がある。新人研修においては資格や経験のあるなしに関わらず、教育する必要があるのも今期の反省である。暴力や金銭問題ばかりが虐待ではなく、心理的な虐待やネグレクトもあることを踏まえて日日の感度アップが必要と思う。

写真:面談を通して夢を実現しよう!


 



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