社会福祉法人 あおぞら共生会
社会福祉法人 あおぞら共生会 - 川崎市川崎区京町

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あおぞらブログ


【理事長 明石邦彦のつぶやき】河津町での憩いのひと時 2018/7/20
 7月の3連休を河津で過ごしました。クワ・カブとカミキリムシの採集と地魚を食べまくる会です。7人の参加で川崎AM5:30の出発でした。鉢の山到着は順調で8時でした。
早速、いつもムシをとるリョウブの花が咲いているのを確認しました。いくつかの枝で花が咲いていましたが、満開とはいきませんでした。山全体のリョウブを見て回りましたが、今年は花が少ないようです。そのうち、何人かの方がお茶を持ってくるのを忘れていたため、熱中症寸前になりましたので、引き上げることにしました。昼は天然わさびをすり下ろし、細めながらコシのある天城蕎麦を食べ、別荘に引き上げました。残ったわさびはお持ち帰りの袋が各人に用意されていました。なかなか味のある演出で、客の多いのも当然と思われました。帰宅後、すぐさま夜の採集準備(発電機での照明準備やバナナトラップ仕掛け)にかかり、また、別荘周りの環境の変化を見て回りました。別荘地は以前に比べてクヌギなどの大木が切られたため明るくなっています。明るくなったため、クヌギの老木にタマムシが飛び回っているのも確認できました。タマムシが木の葉に着地した時はとれますが、木に卵を産んでいる場合はうまく捕まえることができませんでした。なぜなら、谷から吹いてくる上昇気流によりネットの底が吹きあがり、めくれるのです。そのためタマムシがネットに入りません。次の日に考えたのですが、ネットがめくれ上がるのを防ぐ方法を思いつきました。ネットに道端の石ころを入れると石の重さでめくれることがないのを確認しました。機会があれば再度チャレンジです。夕方の5時過ぎには予約を入れた徳造丸での地魚の舟盛です。伊勢海老は禁漁のため刺身ではなく、解凍した伊勢海老の鬼瓦焼、金目ダイの煮つけなどの副食と色々の魚貝類の刺身舟盛でした。これ以上お腹には詰め込めないほど食べて帰宅し、クワ・カブやカミキリの夜間採集に突入しました。今年は街灯が一つ増えたことにより守備範囲が広がり数多くのムシが採れました。ミヤマクワガタ(14exs)、ノコギリクワガタ(20exs)が多く、いつものコクワガタ(5exs)が少なく感じました。カブトムシも♂が5匹で、♀が1匹です。ミヤマクワガタも大きなものが数多く取れるとともに、小さな♂が採れるのも特徴でした。なお、初参加の人には採り方を教えるとともに実際に灯りに来たカブトムシを採ってもらい、「ヤッタアー」感を体験しました。また、リョウブの花ではタキグチモモブトホソ※を採るなどの活躍をしていただきました。しかし、高橋さんは力が入りすぎるのか、買ってきたばかりの7m竿を振り回し、折ってしまいました。「またか」という思いとともに「丁寧に教えないとだめだな」と反省です。一応「力の加減を知らん!」と怒りましたが、後の祭りです。しかしながら、彼は猛省しているのか、夜遅くまで、また朝早くから起きて熱心に採集していました。それでは文句を言うのは控えて、これからも珍品を採って、マイナスの借りを返していただきたく思います。15日は昼食を海鮮丼、夜は焼肉といつものコースでした。最終日は鉢の山でオオヨスジ※やクスベニ※などを採集し、カミキリの種類としては30種ほどでした。昼食は小田原漁港でアジフライ定食を食べる予定でしたが、箱根新道では交通事故による渋滞に巻き込まれました。午後2時過ぎになり、今後の渋滞予想を考えて、大磯サービスエリアでのおにぎりになりました。哀れなことになったと思いましたが、口がおごりすぎていたこともあり、久方ぶりに庶民の味に引き戻されました。そして、鮭と梅干のおにぎりを味わい深く、おいしくいただきました。
 次週は大菩薩峠が待っています。頑張るぞー!

※はカミキリを略称

写真:①徳造丸コースの舟盛  ②完食!  ③海鮮丼  ④タキグチモモブトホソ ⑤クスベニ  ⑥オオヨスジハナ





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