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【理事長 明石邦彦のつぶやき】 博多祇園山笠を見る |
2018/7/10 |
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7月になった。いつもようにBS103のAM7時からの「ニッポンの里山」の番組を見ていた。どこかの棚田での撮影と思うが、水生昆虫を取り上げていた、そのシーンの中でタガメがトノサマガエルをとらえて体液を吸う画面に出くわした。以前、ドジョウがタガメの攻撃に対して巧みに体をくねらせて逃げ出す画面を見ていたので、カエルもうまく逃げだすのではと思ったが、両太ももをがっしり挟み込まれるとどうしようもないようである。自然界での厳しい生存競争を垣間見ることができた。この後、松たか子のナレーションで「もういちど、日本」で郷土の博多祇園山笠がシリーズで登場してきた。夫を支える御りょんさんの食事作りや子供山笠などが2日続けて放映された。15日の櫛田神社での本番(追い山)に備えて、博多の人たちの興奮が伝わってきた。私の昔の本籍地は呉服町に近い鏡町8であった。本籍は何度か変えたので、記憶の面でおぼつかないものがあるが、これくらいのことは覚えている。昔の本籍地からどの流れに属するかを調べてみると東流れに属するようである。博多大空襲で焼け出されなければ私もハッピ姿で参加していたかもしれないなと思った。そういえば福岡高校では博多山笠に参加する人は特例で欠席にしない制度があったように思う。博多商人が中心となり創設された高校ならではの校則である。また、山笠のシーズンになると高校同級生の長谷川法世さん(漫画家、代表作は博多っ子純情)の解説を聞いて楽しんでいたが、もうすでに引退されたのかもしれない。早朝の追い山の激走が懐かしく思い出される。昔は担ぎ手が少なく、苦労していたが、今はどうなんだろうと思ったりして、朝の出かける準備である。さて、追い山当日の15日は天城で,虫捕りだ。別荘の周りは木が鬱蒼と茂ったので、TVが見れなくなった。電波が邪魔されたのである。少し周りの枝葉を払ってみたらBSが見えるかもしれない。チャレンジしてみよう。採集用の10mの竿にノコギリを取り付ければ何とかなるのではと考える。
最近のことだが、非常勤職員として博多の出身者を採用することができた。幼少から長く博多に住まわれている方なので博多弁を理解できるだろう。「あおぞらハウス」に出かけたときは博多弁で会話したいものだ。とりわけ、「しろしか」、「いっちょんわからん」、「なんばしょうと」、「せからしか」、「いぼる」、「ほげる」、などなど話をしてみたい。関東人にはわからない言葉を交わして楽しみたいものだ。急に、あたきゃあ博多っ子に変身バイ!
写真:山笠 東流!
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