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【理事長 明石邦彦のつぶやき】 2大イベントへの参加 2018/4/26
 4月2日の自閉症啓発デーが終わり、ほっとしているのも間もなく、4月19日は午前中からジェイミーのコンサート(自閉症啓発デイ取り組みの一環)となった。小川典子さんが英国に留学した時のホームステイ先の家庭にいた自閉症の子供(ジェイミー)さんとの縁ではじめられたコンサートである。自閉症本人のためではなく、家族のレスパイトを意識しての開催である。もう16回も数えるほどになった。今回は久しぶりに福田市長さんが参加された。何でも麻生区で農作業(アスパラガスの収穫)された後での参加である。今回も大勢の人の参加があり、ますますこの会のステータスも上がっていくようである。妻を含めて我々が参加するようになったのは第2回目からであり、長いお付き合いである。妻の自閉症の講義(約10分程度)も板についてきて、市長さんにもわかりやすい内容であった。その後、ピアノコンサートとなり、ピンクの衣装もあでやかに典子さんが登場された。本人のご挨拶のなかで、「ジェイミーコンサート」の学術研究発表の様子や英国ギルドホール音楽院よりフェローの称号を与えられたとのお話があった。その後、モーツアルトとショパンの曲が演奏された。その間に典子さんのためにフィブスさん(英国の有名な作曲家)が作られた曲(約3分間)の演奏が挟まれた。本邦初演ということである。彼女がこのようなコンサートをされていることに対して欧州での評価は高いようである。演奏が終了し、最後はあおぞら共生会の代表としていつものように私が典子さんに花束を送呈した。彼女はいつもの笑顔で対応してくれた。お互いに軽い言葉で挨拶を交わした。演奏後には茶話会が予定されていたが、私はグループホームの支援員会議があるので、昼食なしですっ飛んで事務所に戻ってきた。
 夕方は、楽しみにしている研修会が予定されていた。事業責任者を中心とした中核リーダーの研修会である。講師の菅原さんはディズニーランドに勤めていた方でディズニーランド流の課題解決手法をお持ちの方である。「なぜあなたの組織では問題を解決できないのか?」がタイトルとされていた。なんだかセンセイショナルなタイトルのつけ方である。早速、ディズニーランド流の手法について勉強した。現在(ゲン)、過去(カ)、未来(ミ)の横並び(ゲンカミ手法)での頭の整理の仕方を学ばせていただいた。また、会議の仕方についてもディズニーランド流の進め方を学んだ。中核のメンバーを対象にして研修したが、このような話ならもう少し枠を広げて対応した方が組織全体にとって役立つのかなと思った。話の中でサイゼリアの正垣さんの話が出たりして、非常に親しみの持てる研修会であった。私は最後に職員に向けて話をした。「中核リーダー研修は組織理念の継承や高齢化した3役の跡を継いでいただくために実施している。しかしながら、これからも実施する研修は自分の可能性を広げるためでもあり、今後の5-10年に向けた糧にしてほしい」という話をした。引き続き、中核リーダー研修は継続して行うことになるだろう。人は宝である。人材育成のためにはお金をケチってもしょうがないという思いはますます強まってくる。
 さてさて、後はこの手法を使って、それぞれの職場で事例検討していただくことが必要だなと思った。教えられた手法に則り、解決すべき問題について検証するように理事の方々に働きかける予定である。

写真①コンサートの案内 ②ドレスアップされた小川典子さん ③福田市長さんのご挨拶 ④研修会 講師 菅原さんのお話し ⑤研修会 問題解決手法の例


 



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