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【理事長 明石邦彦】 受賞の喜び |
2017/9/21 |
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夜遅く妻が帰ってきて、寝ていた私に「うれしい報告がある」とのこと。「何だ。眠いのに。」と思いながら話を聞くと「糸賀一雄賞をもらうことになった。」という。妻と併せて徹之もいただけるということを聞いて驚いた。二人併せての受賞にはどんな意味があるのかと考えた。(9月11日夜)また、誰が推薦してくれたのかも気になった。
滋賀県に糸賀さんの財団があることは承知していたが、そこに賞があるとは初耳である。糸賀さんの言葉についてよく知っているのは「この子らに世の光を」ではなく、「この子らを世の光に」である。「に」と「を」では意味において雲泥の差がある。このように糸賀さんが障害者運動の先駆けとして大きな足跡を残されたのは承知している。また、滋賀県にある施設(近江学園)は有名だなというくらいの知識しか持ち合わせていない。
さて、徹之も併せて受賞と聞くに及び、早速記念財団の受賞資格を調べてみた。記念賞には2種類あり、糸賀一雄記念賞と糸賀一雄記念未来賞とがある。そして、未来賞については今まで滋賀県内での取り組みに限っていた対象を国内での取り組みに広げることにしたと記載されている。
①糸賀一雄記念賞:この2年間募集を停止し、検討した結果、表彰対象を「障害福祉に関する取り組み」から「障害者などの生きづらさがある人に関する取り組み」に広げる。
②糸賀一雄記念未来賞:「障害者福祉に関する取り組み」のみならず、「福祉、教育、医療、労働、経済、文化、スポーツなどの分野における障害者または障害者と同様に社会的な障壁を抱えた人に関する先進的な取り組み」に対して授与する。
このような受賞資格要件を見ると洋子と徹之の活動が成年後見の人たちの選挙権の回復運動や公務員の欠格条項廃止運動ととらえれば糸賀一雄記念賞のように思われる。また、徹之の就労や講演活動に焦点をあてれば未来賞にも該当するような気がする。いずれにしても、洋子のみならず、徹之が表彰対象であるので、まさに二人に対する畏敬の念が生じるのである。11月2日が受賞日であるので、オープンになるまで発表は伏せることになる。
いずれにしてもうれしいニュースである。
*9月20日に記念財団より、受賞の決定通知が届きました。記念賞でした。
なお、過去の受賞者を見てみると焼き肉をご一緒した日浦さんも受賞されていました。
写真 ①受賞のお二人 ②近江学園関係資料より
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