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【理事長 明石邦彦のつぶやき】 足慣らし |
2017/7/10 |
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7月に入り、いよいよ採集シーズン真っ只中に突入した。九州では梅雨前線がとどまり、朝倉では1.5か月分の雨が降り大災害である。妻の親戚に被害がないのが幸いである。関東では太平洋高気圧が張り出し、雨不足になると予想されている。特に荒川系はすでに制限がかかっている。
さて、7月15日からの3日間、続く22、23日と河津と大菩薩に皆と一緒に出掛けることになっている。9日の日曜日には足慣らしのために、小仏・城山に出かけて足の鍛錬である。表通りは人が一杯だから避けて、人のあまり多くないところをマイペースで歩くようにしている。本当は土曜日に大菩薩行く予定であったが、消防署の点検があるとのことで避難ハッチの周りを片付けた。なにせ気になると早く片付けて後を楽にする性格なので仕方がない。翌日朝食を取った後に、体を動かさないとバテルぞと神の指令が下されたので、急遽高尾に計画を変更して出かけることにした。時刻表を調べると今からだと7時5分の電車に間に合うので、あわただしく用意をした。南武線で立川まで行き、中央本線の高尾行きにうまく連結した。普通は分倍河原で京王線に乗り継ぐのであるが、今回は大菩薩の時に使う経路の練習をしてみたのである。高尾到着時に中央本線の塩山行とかあるかなと思いながら眺めてみると小渕沢行きが待っていることが分かった。この様にすれば甲斐大和駅まで行けるのだなと思いながら高尾駅を降り、小仏行きのバスに乗り込んだ。5月の時より20分遅れであるが、バスが3台用意されていた。小仏に到着後、小仏峠を目指した。今日は足の調子も順調で抜かれることなく、逆に9人を抜いての踏破である(なんだか老人が多かった)。小仏峠から城山を目指す途中では4人ほどの若い人たちの後塵を浴びることになった。これは景信山からの登山者(健脚組)も含まれるので、致し方ないとは思う。
城山につき休憩していると周りにアジサイの花が咲いていた。花を見てみるとヨスジハナカミキリ(ヒメヨスジハナ?)がぶんぶん飛んでいる。普通なら小さなネットを振るのであるが、城山の茶屋は休憩している人が多いので、網を振るわけにもいかず、カルピスウオーターを飲みながら観察した。ここではこのカミキリの黒化型が多く、体長も小型のように思った。20分ほど休憩し、来た道を引き返した。5月の景信山登山では急勾配の下りであったので、足にきたが、小仏峠は激しい下りではないので、順調に降りることができ、11時40分のバスに楽々間に合うことができた。5月の状態より体の調子は上向きだと思った。今週から始まる虫採り週間を順調に迎えることができそうである。エキサイティングな週間になれば幸いである。
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