社会福祉法人 あおぞら共生会
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あおぞらブログ


【理事長 明石邦彦のつぶやき】お久しぶり 2017/6/6
妻の所に内多勝康さんから3日土曜日チネチッタで講演するので、お昼をご一緒しましょうと電話が入った。それでは誰かご一緒できる方をお誘いしようということになった。早速何人かの名前が挙がったが、内多さんが勤めている国立成育医療研究センターの子供ホスピス「もみじの家」に関係があるとして重症心身障害児者通所施設「朋」を立ち上げられた日浦美知江さんと内多さんが名古屋に転勤の時にお別れ会でご一緒した浅野史郎さんをお招きしたらどうかとなった。会場もお別れ会の日航ホテル川崎で会食が決まった。しかし、ホテルでは入場時間や食事時間が1.5時間と制約があるのでどうしようかという話になった。「それではゆっくり話ができる食道園を選んだ方が良いのでは」という提案をしたところ浅野さんから「食道園の方が良い」との返事をいただいた。我が家の3人とお客様3人での会食となった。徹之は日頃の土曜日は飲みすぎて寝ている場合が多いのであるが、焼肉が食べられるということでお酒も控えめにし、宴席に臨んだ。
 内多さんと日浦さんは大熊由紀子さんが主催されている「えにしの会」で顔見知りとの話で、会話もスムースに進むことになった。日浦さんが韓国焼肉は初めてとのことで、私が焼き奉行となり、日浦さんと徹之のサービスに努めた。私は当然のことながら焼きすぎないようにと寡黙にもなった。さて、日浦さんのお孫さんが井上芳雄さんのミュージカルに子役で出演されていたことが話題になった。現在は中学生なので、出演はされていないとのことである。色々な所で人は繋がっているのだと思った。内多さんに「もみじの家」の現状の話をお聞きするとともに、徹之が同席したので、動物園での仕事ぶりが話題となった。また、内多さんは徹之の肥満度が0%とスマートさになっていることに驚いていた。仕事がハードすぎるので、休憩時間を多くとるようにジョブコーチから指導されたようだと妻から報告があった。さて、話題は公務員の欠格条項の話となった。参議院会館で5月24日に行われた公務員の欠格条項を失くす集会での徹之や妻の講演に話が及んだ。浅野さんも成年後見と公務員の欠格条項についてはあまり詳しく無いようで関心を深められたようだ。そういえば内多さんが我が家に初めて来られた時の話が欠格条項であった。私は53才くらいで福祉のことはあまり興味がなかったので、「けっかく」という意味さえもわからなかった。最初は病気の結核と間違い、結核条項とはなんだと思ったほどである。内多さん本人もそれほどの知識はなかったとの話であった。2回にわたる長時間の会合で、欠格条項ではなく、自閉症に焦点をあてた撮影が決まった。この番組の放映により自閉症対応のイメージが変わることになった。私もこの放映で自分の運命が変わることになったのだが。内多さんもクローズアップ現代での重症心身障害児を取り上げたのがきっかけで転職されている。人間50才を過ぎるといろいろ考える時期なのであろう。いずれにしてもかまびすしい会合であった。ただ、浅野さんは足腰が弱くなったのではと少しながら心配した。テレビでの的確な発言をこれからも期待しているので、お元気に過ごされんことを願っている。私が味の素(株)なら「筋肉にはアミノエール」というのであるが。
写真:食道園にて


   



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