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【理事長 明石邦彦のつぶやき】存外なこと |
2017/5/15 |
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先日、妻が福岡高校の16回生の同窓会に出席してきた。観劇の後に、近くで会が開かれていたので、旧交を温めるために出かけたようである。東京地区の総会の後の16回生の飲み会である。総会ではサグラダファミリアの主任彫刻師の外尾さん(25回生)が講演されたようである。そして、話題は福岡での記念講演での大隅先生の話となった。東京支部の総会ということで全体の同窓会会長の藤さん(同期、元福岡高校校長)も福岡から駆け付けていたとのことである。福岡の地元では記念講演会設定に当たっては1時間程度の講演と考えられていたようである。大隅先生から1時間では短すぎるとの話で、急遽時間の延長も計られるとともに3000人が聞けるようにと福岡国際会議場が決められたとのことである。記念講演会には是非とも出席したいという私の希望を聞き、妻が機転をきかせて、新婚旅行で泊まったホテルを予約し、2人で出かける計画になっていた。しかしながら、入場券はそれぞれの同期会にわずか15枚の割り当てしかないと聞き及ぶに至り、100周年の記念事業や募金活動に携わり、お世話している人が優先と思い、記念講演会の出席を断念した経緯がある。そのような話を同窓会の席上で妻が述べたら、隣にいた同窓会長が「実は私には会長枠として何枚かの枠が割り当てられている。今回、そのような人のために4枚持ってきている。」とのことであった。隣にいた中学時代の友達が「明石ならバイオの研究者であるからオートファジーの研究のこともわかるので、我々の出席よりいいのではないか。」というサポートもあり、貴重な2枚の入場券(プラチナチケット?)を頂戴してきた。
さてさて、不思議な縁だなと思う。たまたま出席した会で思わぬ宝物を賜ろうとはまったく存外なことである。妻の活躍は同期生の中でもそれなりに伝わっており、機関紙も一部の方に回っているので、色々と話題が盛り上がったようである。ことに、5月24日に参議院議員会館の講堂で開催される「公務員法の欠格条項と成年後見制度を考える集い」で、徹之と妻の講演することもしっかりPRしてきたとのことである。この会には地方公務員法の欠格条項に例外を設ける条例を制定した泉房穂・明石市市長さんも出席されるとのことである。いよいよ公務員の欠格条項を廃止する動きも活性化することになるであろう。その結果、成年後見制度を利用できる人の層が広がることになるのを願う次第である。
PRは別にして、6月10日の講演会出席の準備にとりかかねばならない。前日から福岡へ行きたいのであるが、6月9日は法人の理事会があるので、無理である。この日の開催も記念講演会の入場券が手に入りそうにもないので、あきらめての理事会開催を決めたのである。しかし、入場券が手に入った今は残念なことである。前日に中学の同窓会も臨時に開催されるようであるが、残念ながらそれはあきらめよう。いずれにしても、久しぶりに基礎研究の成果を聞くとともに今後の日本の基礎研究を守るにはどうすべきかを考えてみたい。
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