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【理事長 明石邦彦のつぶやき】 立花山麓会(昭和36年福岡市香椎中学同窓会)へ |
2015/5/20 |
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久しぶりに中学の同窓会が福岡であった。
今年古希の年を迎えるのをお祝いしての開催である。
開催場所は中学がある香椎ではなく、筥崎宮の所にあるホテルであった。
箱崎の地は私には九州大学の農学部や理学部に近く、卒業後は採用活動や研究委託のために度々訪れていたので、なじみ深い場所である。
同窓生は福岡市内のあちらこちらに散らばっているようである。
結婚を機に住所が変更、就職先での場所、田舎住まい等とそれぞれそこに居を構える理由はあるようである。
その点を考慮し、香椎から近い箱崎のホテルが決まったようである。
今回は4年ほど前の中学卒業50周年をお祝いした時のメンバーが多いので、現在の顔にはある程度はなじみとなったが、新たな参加者もいたので、面影捜しに苦労することもあった。このような会が継続できるには福岡や大阪、東京に在住する人たちのまとまりの良さがあるのであろう。
さて、我々のクラス担当であった4人の先生のうち2人の女性は長命で、95才と85才である。かくしゃくとされて、お元気である。マイクを向けられても昔教鞭をとられた姿そのもので、教え子に対する矜持は当時のままである。そして、喜寿の会も実施せよとの訓示がなされた。
また、一番話題になったことは体罰の話である。今では体罰になることをその当時の先生方は一般的に行っていた。参加者の皆が語るのは誰と誰先生に殴られたとの話であった。特に、英語の先生の授業では単語の意味や逆に日本語を英語で表す設問があった。
その時に、手を挙げない生徒(わからない生徒)が箒の柄で殴られた。痛くないように先端は割られていたが、坊主頭には衝撃であった。私にはあまり殴られた記憶はないが、ハラハラドキドキの時間であった。
皆は私が勉強できているからわかっていると思っているようであるが、範囲以外から出されるケースもあり、時に私もわからない場合があったように記憶している。閉会の挨拶をしたときに「わからない時にも私は手を挙げていた。
先生が指す場合もあろうが、指すのは確率の問題で、後は度胸と割り切っていた。」と話をした。皆も納得である。
さて、先生から示された次回開催の77歳まであと7年は長すぎる。頑張るけれども中間でミニ同窓会に参加する機会を設けたいものである。いずれにしても先生のお言葉に胸にグッとくる、そして涙ポロリという「先生と同窓生」との再会であった。
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