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【理事長 明石邦彦】 サポート研 |
2015/2/20 |
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全国障害者生活支援研究会(通称サポート研)が新宿で開催された。
いつもの顔ぶれが集まり、本人中心支援と共生社会の構築についての議論がなされた。教科書にも載っているような内容が続いた。そして、意思決定支援という言葉のオンパレードであった。福祉社会の用語は海外からの輸入が多く、我が国の先端的な概念が輸出されることはないようである。これは日本の科学技術とは別ものであると思う。
それはさておき、分科会で話された各地における行政との議論を大変興味深く聞かせていただいた。
グループホームにおけるヘルパー利用も各地で開きが多いことがわかった。
私の興味は消防法の改定(消防法施行令別表第一6項)に伴う、各地での議論だが、対処法は別表のロ【スプリンクラーの設置義務化】にならないための工夫は同じだとわかった。
地域での生活を守るために【スプリンクラーの設置義務化】の認定から義務なしの認定へ移行するために戦っている人はいないようである。また、サテライト型グループホームについても全国でどれほど実施されているかは不明で、一人暮らしはまだまだという感がした。
当法人は早速昨年5月から1名の利用者さんが利用を開始した。しかし、10か月も経たぬうちにサテライトを脱出し、街中での一人暮らしが実現した。行政の指導によると2年以内のサテライト解消が基準であったが、早くも終了である。さて、重度の人の一人暮らしを実現するには、少し迂回するような形であるが、サテライト型の利用も視野に入れておく必要があると思う。まずは区分2以下というサテライト型の制限枠を取り外すことが第一歩である。
それにしても、都庁の合間から見える、真白き富士は格別なものであった。
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