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朝早く来て事務所のシャッターを開け、いつもの日課がスタートする。
事務所前の家の階段に鉢物がいくつも植えてある。今はピラカンサの赤い実が見事である。
先日から、2羽のツグミが鋭い声をあげながら訪ねてくるようになった。今日もついばんでいる姿を認めた。小学生の通学路にもなっているので、小学生が増えて来るといずこかへ飛び立ってしまう。時にはメジロのさえずりも聞こえるので、赤い実の争奪戦が行われているのかもしれない。手すり上部の枝の実は鳥にとっては食べやすいのであろう。かなりまばらになったように思う。
以前、長野で雪の朝にピラカンサの実を食べたツグミが大量に死んだことが思い出された。ピラカンサの実には毒がないのかしら。それとも鳥は食べる量を調整しているのか、はたまた、毒を分解する能力を高めた個体なのかと。
学習効果か、進化(毒を分解する酵素を持つ)の結果か?どうなっているのだろう。今はインターネットがあるので調べたら、ピラカンサの実は毒があるとのこと。長野での話は大雪のために餌がなく、赤い実を大量に食べたために起きた事故であろうと推察された。
さてさて、体調に影響ない程度に食べると赤い色が消える日はいつになるであろうか。忘れない記憶とその記録が必要だなと思った。
(11月17日観察→12月12日には実なし)
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