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【明石邦彦のつぶやき】老人の医療費負担は馬鹿にならない |
2026/2/20 |
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後期高齢者になると1年に1回無料の定期健診を受けることができる。私は妻とともに毎回健診を受けることにしている。検査項目は検便(大腸がんなど)、肺レントゲン(肺がん)、心電図(心不全など)、胃検診などが用意される。これについては病院での検査項目に若干の差があるようである。毎回検査して思うことはいつも何かしらの懸念箇所が出ることである。老人なので、どこかにキズがあるのは已む得ないことであるのだろうが、それにしても精密検査を受ける頻度が高いように思う。若い時は痛みなど我慢すればよかったのだが、高齢者健診で「ここがおかしいのでは」と精密検査を求められると老人の心は穏やかではない。私が精密検査を求められたものは以下のようなものである。
胸レントゲン:肺がん⇒CT検査 結果:肺がんなし
心電図:不整脈 ⇒次の年に再検査 結果:不整脈なし
検便:出血あり。大腸がん、痔? 結果:切れ痔(ボラギノール治療)
胃検診:食道に腫瘍細胞の疑い 結果:3か月おきに内視鏡検査
父が胃がんでなくなったので、バリウムを飲む検査は毎年欠かさなかったが、高齢者になり、バリウム検査は機器の回転などで腕力を必要とするし、また、バリウムの排出も大変なので、胃の内視鏡検査のある太田総合病院に切り替えることにした。検査中に先生から「大丈夫と思うが、細胞を採って、検査してみましょう。」で精密検査が始まった。その結果、先生から「細胞診では悪性の可能性があるので、3か月後に再検査しましょう。」と伝えたられた。その時に「あなたは胃がんを心配されていましたね。ピロリ菌は見当たりませんので、胃がんになる心配はありませんよ。」といわれた。2回目の検査でも「可能性があるので、様子見が必要」で、3か月に一回の検査となった。先生がおっしゃるには「今はアメリカ流の判断で、病気の可能性がある場合は大丈夫と言わないシステムになっている。アメリカは訴訟の国だから万が一の訴訟に備えているためだ。」とのことである。この仕組みだと可能性がある限りいつまでも放免してくれないことになる。内視鏡スコープを飲み込む苦しさと検査終了後のおならの続出(検査の時に胃などを膨らませるために空気を押し込む。)には悩まされる。トイレで一応出しても歩きながらが長く続くことになる。病院から川崎駅まで200mくらいだが、鳴り続けたことには我ながら恥ずかしかった。
さて、このようなやり方で治療を続けると3割負担の私は老人医療にお金がかかる話になってしまう。私は歯の診療は4か月に一回、前立腺肥大では2か月に一回。食道健診が3か月に一回、腰痛(脊柱管狭窄症)の手術となるとリハビリ含めてどうなるのだろう。薬の種類も急に多くなったので、飲み合わせなどに注意を払う必要がありそうだ。
友からの賀状を見ると「毎月病院通いです」とのこと。老人医療が膨らむわけである。
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