社会福祉法人 あおぞら共生会
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あおぞらブログ


【明石邦彦のつぶやき】GPSの使用について 2026/2/17
 徹之が608号室で一人暮らしを始めて3か月が経過した。徹之の暮らしをサポートするのに少なくはないけれどいくつかのトラブルがあった。中でも、徹之の帰り時間が遅くなるときがある。原因は動物園からの帰りが遅くなったり、違う方面のバスに乗ってしまったり、塚越の踏切が混んでいたりした、いくつかのトラブルがあった。そのため、約束の時間であるPM6:30分に遅れることがあった。支援するヘルパーの方はマンションの入り口で待っているので、支援の開始時間が遅れ、業務が滞ることになる。徹之は遅れたことには素直に「ごめんなさい」というようである。そのため、徹之の現在位置の確認のため、スマホを購入して、GPS機能で位置確認をすることになった。電話の機能としてママさん、パパさん、ヘルパーのまとめ役の須賀さんに緊急時連絡がいくようになっている。GPS機能を組み込むことが迷惑行為になるとは思えないが、確かめることは大事だ。弁護士からの解釈では本人の同意がある場合は合法だ。また、見守りを前提とした場合は本人の同意がなくても違法にはならないとされている。見守りは子供に適用される例が多いが、認知症等を患っている人に対してもGPS機能を持った物を持たせることは違法ではないとされている。認知症(等)の(等)の中に自閉症を含めた知的障害者も含められるだろうから見守り前提のGPS携帯は合法と考える。現在、徹之は職員の方の合理的配慮もあり、5時過ぎには職場を離れるようにしてくれたので、6時半には遅れることはないようになった。ただ、塚越の踏切が混んで、遅れたときがあった。GPSを覗いていた妻が徹之はセソールマンションの一つ手前の京町でバスを降り、ローソンでお酒を買っているのを発見した。時間に遅れてもお酒を買うルーチンは曲げられないようである。妻からは「ASDの人は!」とぼやきが出る。遅れるときは寄り道しないで早く帰ってきてほしいという思いだ。しかし、彼からすれば2本の酎ハイは夕食には欠かせない飲み物だ。少々の遅れより、第一優先の事項なのだ。
 さて同じような問題と思うが、GHの利用者で無断外出する人がいる。特に、休みの日が真夜中の帰宅である。この利用者は普通列車で岐阜とかに出かける。どうしても乗り継ぐと川崎にPM11時まで戻れないケースとなる。大磯近辺で最終となり、それから歩いて帰ろうとするようだ。しかし、いくら頑張ってみても前日には届きそうもない。そのため、徹之でそうしたように携帯を買って、GPS機能を付けていただくことを考えた。居場所がどこかを知るためにも、はたまた、危険な目にあっているとか考えると関係者(支援者・後見人・家族)は不安な気持ちになることだろう。そのためには本人に必要なことをわかってもらい、同意を得るための合意が必要である。みんなで早く合意してもらい、どの位置にいるのか確かめたいものだ。





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