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あおぞらブログ


【理事長 明石邦彦のつぶやき】卵の高騰 2023/4/14
 日中の支援員会議(地活セ、就労B)で今まで物価の優等生だった卵の高騰が話題となった。ブルチェロのイタリヤ焼き菓子で卵が使われているので、切実な問題である。私の好きなパウンドケーキが卵高騰の影響を受け、生産休止に追い込まれたとの報告だった。卵は特定のメーカーの商品で一人ワンパック限りのことだ。そのため思うように生産ができないとのことだ。因みに卵の値段は310円から370円となったそうだ。ワンパックしか購入できないなら違った人が買いに行けばよいと思うのだが。その店の人はブルチェロの人と理解しているのであろう。また、他の卵を使えばよいという話にもなった。しかしながら、製造する担当者にはこだわりがあり、味と栄養価が違うので、使えないという判断だ。焼き菓子も含めて品質の良い原料を使うことがブルチェロの売りなので、簡単には原材料を変えられないとのことである。こだわっているからこそ評判が良いのかもしれない。しかし、トウモロコシなどのエサ代の高騰により、農家が安価な餌に切り替えていたら品質に影響が出るのではと科学者視点から考えると品質には疑問が残る。
 さて、パウンドケーキは焼き菓子と比べてしっとりとした食感なので、お年寄りには優れていると思っているので、復活してほしいものだ。それでは特定の卵を顔見知りではない人が購入し、提供すると作れるのかという話にもなった。このようなところに鳥インフルエンザの影響がおよんでいることを知り、慨嘆である。今後の卵の供給はひなが成長しない限り今の状態が続くと思われる。一部には卵の輸入も考えられているようだが、焼き菓子用の卵不足は当面解消できそうもない。
 しかしながら、5月の連休明けに、ペンションすずらんを訪ねる予定である。その時のお土産はいつも焼き菓子とパウンドケーキである。すずらんのおかみさんも期待していらっしゃると思うので、お客である私が卵を買って作ってもらうしかないようだ。ケーキ一本作るのに卵を3個使うそうなので、2本分の卵(ワンパックで十分)を用意しよう。
 また、「原料の小麦の価格はどうなっているのか」と問うと「1時値上がりしたが、今は落ち着いている」とのことであった。「それでは1年前と現在の製造価格の比較が必要だから、原単位表から原価を割りだして比較するように」とオーダーした。また、発酵バターも値上がりしているとのことであった。値上げがすべての原材料に影響しているようなので、売価の変更も考えねばならないなと思った。

画像:鶏卵の卸値の推移(JA全農たまご㈱のデータを引用)とブルチェロのパウンドケーキ


 



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