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【理事長 明石邦彦のつぶやき】衆議院選挙 |
2021/10/29 |
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衆議院が解散され、１９日に選挙公示がなされた。投票は３１日だ。岸田首相の施政方針も衆議院の中で十分な議論がなされることなく、急ぎの解散である。国民に瞬間の印象で投票しろとははなはだ僭越なことである。国会答弁でも総裁選で掲げた方針はいつの間にかトーンダウンであるので、岸田首相の信用性が疑われる話であると思った。公示になると私宛に投票依頼のTELがかかってきた。私の選挙区は神奈川10区である。自民党、共産党、国民民主党、維新の会の4人が立候補している。肝心の立憲民主党は立候補していない。以前応援した城島氏の後継者は立候補せず、元秘書が立候補している。党派は維新の会である。あれっと思ったが、党首の松井さんの発言内容では私と考え方が違うので、投票する気はない。TELしてきた人は元味の素労組の執行委員だった人である。党を超えて応援してほしいとのことであったが、吉村知事もサイエンティフィックではないので、いくら城島さんにつながっているというだけではご遠慮しますと申し上げた。私が迎合する性格でないことはご存知なので、すぐにあきらめたようである。
さて、私は正直者が馬鹿を見る世の中は作りたくないと思っているので、安倍／菅の後継である岸田さんは応援する気にはならない。選挙前からモリカケ桜、1.5億円買収など真実を解き明かす意思のない岸田さんでは自民党は変わらない。また、アベノミックスで作られた格差社会にも修正が必要だと思っている。甘い言葉であるトリクルダウンなどはゆめゆめ考えることなかれである。昔のようにお金持ちに極端に税をかける必要はないが、お金持ちには今以上に負担をしてもらうことは必要だ。また、企業も400兆円を超える内部留保があるのもおかしな話だと思っている。お金持ち優遇では多くの庶民は救えないので、できる限り格差を縮める施策が必要である。消費税も下げてほしいものだ。それらの施策によって日本が元気になるようにしたいものだ。まずは、嘘は言わない、隠ぺいしない、デマゴークは流さないが私流の政治家を見る目だ。
３１日は家族とは別にグループホームの利用者を連れて投票会場に行く予定である。世話人では会場内に付き添うことはできないので、私が受付で手続きし、記載順に進路に沿って案内することになる。利用者に向けての投票先の指示は選挙違反となる。立会人には町内会の知人が多いので、悪いことはできない。なお、最高裁判事の国民審査は党派、候補者とは縁遠いので、無記名での投票となるだろう。
写真1．岸田首相の所信表明 2.投票先は？
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