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【理事長 明石邦彦のつぶやき】光熱費の推移と冬場の室温調整 2022/12/19
 昨年から電気代を含めての値上がりの影響が出ている。NHKなどのニュースでは電気代は1.3倍にアップしたと報道された。R4年は食材や電気ガス代の値上げを見込み、GHの利用料を変更した。利用者負担を考えて、日用品・娯楽費からの削減分を食費と光熱費に回すことにし、予算を組んだ。おかげさまで食費・光熱費・日用品などは順調に、かつ余裕を持ち進捗している。ところが、光熱費で進捗が著しいGHが一ケ所あった。それは一軒家のためにマンションに比べて、従来から光熱費が高いのだが、今年はなぜかかかり過ぎである。同じ一軒家のGHに比べて1万円/月ほど多くかかっている。かつ、人数が一人少ないホーム構成であるから5000円/人・月の負担増である。
 どうしてなんだろうと考えると冷房の使い方の問題、就労していないので、昼間の光熱費がかさむ問題が浮かび上がった。また、夜中の見回りで、食堂の照明やクーラーが動いていることが多いことも分かった。これから厳しい寒さに向かうのだが、暖房をどう考えるかが問題である。冷房に比べて暖房は電気代としてはかかるので、適切な温度の設定を考え、健康面からの配慮も心掛けねばと思っている。一応、GHの世話人の方には無駄な電力消費にならないように警鐘を鳴らした。
 私はマンション住まいであるが、一番端の部屋で、窓が多く、断熱効果の低い部屋に住まいしているので、冬場の寒さ対策は頭に入れなければならない。昨年は薄い夏蒲団から冬の布団への切り替えを怠って、低体温症のような状態(血圧低下、血中酸素濃度低下)となり、体調を崩して休みを取る羽目になった。その時、すぐにエアコンを入れ、部屋を暖かくして厚手の羽毛布団にくるまり、危機を脱出した。このような実体験があるので、今年は早めに手を打っている。20℃を切らないようにリモコンを随時枕元に置き、エアコンを適宜回している。温度と湿度をデジタルで表示する計器を使って常に室温管理に心がけている。特に、夜中はトイレに行く回数が多いので、温度を確認している。頻尿も時には役立つものである。おかげさまで血管が収縮しての高血圧、動脈硬化、脳梗塞などを発することもないようだ。
 このように考えると冬場の一軒家の室内温度管理って重要なことだと思った。GHでは無駄な電力消費は抑えるが、必要な光熱費は使い、健康にこの冬を乗り切ってほしいものだ。

 参考までにWHOは冬の室内最低温度は18℃以上と勧告(2018年)している。
 以下、温度によって病気のリスクが高まるとの報告があるので表にしてみた。
冬の室内温度と病気のリスク
  室内温度   リスク
  18℃未満 血圧の上昇、循環器系疾患の恐れ
  16℃未満 呼吸器系疾患への抵抗力低下
  12℃以下 血圧上昇、心臓血管リスクの高まり





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