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【理事長 明石邦彦のつぶやき】コメディアンの死 2020/12/18
 TVで小松政夫氏の訃報が伝えられた。福岡高校出身者の職業としては珍しいコメディアンである。私がよく覚えているのは淀川長治の真似で太い眉毛をつけて、ぴくぴく動かしながら「またまたお会いしましたね」、「まあ、怖いですね。怖いですね。」である。そのため、高校のOB会で話題になることもあった。本人の出身地は瓦町と書かれている。櫛田神社の近くであり、キャナルシティ博多の付近を指すものと思われる。今では町名は祇園町に変更されているようだ。彼は昔から変なギャグを生み出す達人であった。ギャグ次第の人気商売は大変だったろうなと思ったことがある。さて、小松氏は幼少期に父親が亡くなり、困窮したと書いてあった。小さな頃からいろいろな職業を経験されたようである。そのため、昼間は働き、夜は福岡高校の定時制に通われたのであろう。その後、植木等の付け人になり、苦労の結果、「これからは運転手としてこないでよい。社長には契約するように伝えておいたから」と植木等から伝えられた時の感激はよく語られることだ。また、同じ博多出身であることよりタモリとも親交があったことが記されている、タモリは筑紫丘高なので、九大入学の御三家(他に修猷館)でもあり、親しかったと考えられた。福中・福高OB会の中には芸術家や漫画家はいるが、コメディアンは稀有な存在である。大隅氏のノーベル賞受賞後、アフガンで亡くなられた中村医師、サグラダファミリアの外尾彫刻士、ラグビーの福岡選手などが話題となる。なんだかわが母校も最近目立つ人が多くなったように思う。博多商人の学校だからバラエティに富んでいるのかなと思ったりした。その理由を尋ねるには小松流の言い方をすれば「どうして!どうしてなの!おせーて」であると思うが。いずれにしてもご冥福をお祈りする。帰福時には楠田神社で瓦町の石碑を探してみよう。

写真:1.故 小松政夫氏 2.楠田神社の瓦町碑


 



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