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【理事長 明石邦彦のつぶやき】下半身のトラブル発生Part Ⅱ  カテーテルの装着で過ごした1週間 2018/11/6
 膀胱内にカテーテルを挿入され、なんだか違和感のある生活である。看護師さんに言われたように、殺菌した綿布を購入し、クリーン度を保った。しかしながら、トイレ近くを歩いたり、便座に座ると膀胱が過敏に反応し、尿道の痛みを伴いながら小水が漏れ出てくる。お蔭さまで、尿道口から洩れた血尿でパンツが真っ赤である。このような状態が何度も続くようなら、むしろ夜のために用意されている採尿パックを装着した方が無菌的にも優れていると考えた。これだと血尿による汚れから逃れられる。しかしながら、条件反射的に膀胱が収縮することは習慣性の問題であり、避けられないと考えた。膀胱が過活動になりそうなときはトイレに駆け込み、尿道口からでる小水はトイレに流した。そして、尿道口を殺菌剤(マキロン)で洗い、無菌性を保つように工夫した。お蔭でパンツの汚れはなくなったのだが、トイレに行けないという万一に備えて生理用ナプキンで漏れた小水を吸収することにした。その後、尿漏れパットに切り替えた。採尿パックを装着したら普通のズボンははけないので、雨具や運動用のズボンをはかざるを得なかった。大きなパックを収納するにはそれなりの大きさが必要である。1週間後、病院に行くまでこのようなスタイルで、仕事をすることにした。もう少し採尿パックが小さくなれば(500ml以下)動きやすいのでは思われた。オストメイト患者用には開発されているのではないかと思う。介護用品を調べてみる必要がありそうだ。なお、採尿パックの排出弁の洗浄についてはマキロンを使い、消毒した。すぐに、排出弁を吊り下げ用のビニール袋で囲うことによって、クリーン度を保った。
 さて、ユリーフを朝夕の食事後飲みだして、立ち眩みとは言わないまでも気分の悪い状態が続いた。副作用を調べてみると高血圧の薬としての機能があることが判明した。立ち眩みの程度はその時の体の状態にもよると思われる。いつもは朝食後に血圧を測定しているのであるが、17日の通院後の夕食後服薬すると気分が悪くなったので、血圧を測ってみると顕著に血圧の低下が認められた。服薬後の何日かのデータを取ってみると明らかに血圧が低下している。しかし、気分の悪さは我慢できるし、高血圧対策としても効果があるのなら「良し」としようと考えた。採尿パックをつけたことにより、睡眠をある程度確保できたので、気分も随分と楽になった。

■ユリーフ投与後の血圧変化

15日→16日→【17日受診前→17日服薬】→18日→19日→20日
高-低→高-低→【高-低→高-低】→高-低→高-低→高-低
143-92.7→153-90.3→【158-101→127-82】→107-67.7→111.3-66→125-79.7

 また、ユリーフ投与後、立ち眩みのように気分が悪くなった時があったので、血圧を測定してみると低血圧傾向が認められた。血圧が下がりすぎるとクラクラすることを実感できた。その後、どれくらいの時間で回復するかの実験も行った。30分後が底であり、1時間後には回復してくる。しかしながら2時間経過しても飲む前の血圧には戻らず、94%程度の回復状態であった。やはり血圧低下の影響は長引くようである。

■服薬後の血圧変化(約30分後)立ち眩みがしたときに測定(10月25日夕食後)

血圧 高-低   高-低
1回目 117-74 102-65
2回目 117-78 105-70
3回目 116-75  103-66
平均 116.7-75.7(飲む前)→103-67(飲んだ後)

■10月26日 AM6:23 第2回 服薬後の血圧変化(3回平均)
時間経過 0分  → 30分 → 60分 →90分 →120分
血圧 高 125.7 → 111.3 →119.7 →118 →117.3
血圧 低 80   →   64.3  →  69  → 72  → 75

 カテーテル装着で動きは不自由にはなったが、小水も正常に流れ出るので、次第に血尿もおさまる傾向となった。採尿パックの中の血尿の色が薄れてきて、傷口も修復されている感じがした。また膀胱内での結石を防ぐために天然水も多く飲むようにした。そうすると出てくる小水の色も透明な色になることを確認した。水を飲むとどれくらい時間で、尿として排出するのか等、小水の量や排出のスピードなどを記録し、すっかり病気を楽しめる心境になった。





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