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【理事長 明石邦彦】 ジェイミーのコンサートにて |
2015/10/28 |
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東日本大震災の時に企画されていた長谷川ショパンさんとピアニストの小川紀子さんのジョイントコンサートが3年半後に実現した。震災時に川崎のミューザの音響装置が落下しての長い順延であった。
長谷川さんの語り部と小川さんのピアノ演奏がかみ合った中身の濃いコンサートとなった。
ジェイミーのコンサートには何度か参加したが、歌手や楽器演奏者との共演はあったが語り部のナレーションと組み合わせは初めてで、なかなか楽しい会となった。
長谷川さんは最近の舞台で、声量豊かな役どころのためか大きな声での始まりは少し面食らったものであった。
というのは小川さんのピアノも男性まがいの迫力であり、どちらも力強さが前面に押し出されたものであった。
その為か音響効果にも影響が出たのか、マイクを取り換えての熱演となった。
マイク取り換え後、長谷川さんの軽妙な語り口や小川さんとのやり取りの中にも役者の奥に輝く知性の深さが感じ取れた。
その後は二人の会話や演奏にはしなやかさが出て、会が大いに盛り上がったのはいうまでもない。
ナレーション役のショパンさんにはあおぞら共生会として感謝の花束を送呈した。
また、自閉症という感受性鋭い人たちには差別解消法ではないが、合理的な配慮が必要なことを小川さん自身が語られた。障害者の意思を尊重することの重要性を訴えてくれて感謝である。この会が長く続くことを祈りたい。
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